【書評】諦める力(為末大)を読んだ感想【名言もたくさん】

読書

こんにちは、しばこー(@lifeokmaru)です。

今日は為末大さんの書籍、「諦める力: 勝てないのは努力が足りないからじゃない」を読んだ感想を書いていきます。

走る哲学者ともいわれる為末大さんの書籍。

ずっと自分のことが書かれている気がして、ドキドキしながら読み切りました。

読んでほしい人

〇夢見る男子
〇学校の先生
〇部活やクラブチームのコーチ

スポーツで世界的に活躍した人の本とは思えないほど、現実的で考えさせられる本でした。

自分の人生に新しい価値観を作ってくれる本だと思いました。

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為末大さんの紹介

為末 大(ためすえ だい、1978年5月3日 – )は、広島市佐伯区出身の男子元陸上競技選手。400mハードル日本記録保持者で、現在はスポーツコメンテーター・タレント・指導者などで活動中。株式会社R.project取締役。株式会社侍 代表取締役。

2001年世界陸上エドモントン大会・2005年世界陸上ヘルシンキ大会の男子400mハードルにおいて、世界陸上選手権の2大会で銅メダルを獲得。又オリンピックには、2000年シドニー・2004年アテネ・2008年北京と、3大会連続で出場した。身長170cm、体重66kg。

wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%BA%E6%9C%AB%E5%A4%A7

ハードルがあることで世界で勝つことができた選手です。

外国人選手がハードルを飛び越えるようにしているのに対して、ハードルをまたいでいく為末選手の走りは当時誰にも真似できませんでした。

ハードルを1人だけ味方につけていました。

ヘルシンキ世界男子400mH

中学2年生で全国大会100m、200m、ジュニアオリンピック200m優勝

200mでは当時の中学記録を残しています。

そんな為末さんですが、100mや200mといった「走るのが速い人間が勝つ」という競技に限界を感じます。

どうして為末さんがハードルを選んだのか。

自分の選択を”諦めること”について書かれているのが「諦める力: 勝てないのは努力が足りないからじゃない」です。

本の内容

耐える人生か。選ぶ人生か。前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。

諦めることは、逃げることにあらず。与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質である。オリンピックに3度出場したトップアスリート・為末大が、競技生活を通して辿り着いた境地。

Amazon:https://www.amazon.co.jp/%E8%AB%A6%E3%82%81%E3%82%8B%E5%8A%9B-%E3%80%88%E5%8B%9D%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AF%E5%8A%AA%E5%8A%9B%E3%81%8C%E8%B6%B3%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%89-%E7%82%BA%E6%9C%AB-%E5%A4%A7/dp/4833420481

諦めたと聞くと

  • 逃げ出した
  • 努力し続けなかった

といったマイナスのイメージを抱く人が多いと思います。

でも、本書では

  • 選択と集中
  • 勝ちやすいフィールドの選択
  • 人生の優先度を考える

といった観点から、諦める=選択するといったニュアンスで書かれています。

最終のゴールを目指すために、方法を選ぶことが大切だということでした。

為末さんの場合、世界大会で勝つことが最終ゴールだったので、華形の100mではなく、競技人口や周りのレベルが低い400mハードルを選択した●●●●●●ということでした。

諦める=選択するという視点で、終始語られる内容は他にもあります。

  • せっかくここまできたんだからという呪縛
  • 自分が勝てなかったのに、コーチに当たる選手
  • 頑張れば報われるという考え方
  • 人は平等であり、努力で強くなれる
  • 人と比べて幸せを探す

など、ニュースやドキュメントで語られる「頑張ったら報われる」が刷り込まれた日本人に対して、疑問を投げかける内容になっています。

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どんな人にオススメの本か?

  • 何か物事に打ち込んでいる大人
  • 結果が出なくても頑張っている大人
  • ご両親、学校の先生や部活のコーチ

にオススメの本です。

かなり大人向けの本だということを、最初に伝えたいと思いました。

頑張っていること、成果を出そうとしていることから、一回はなれて考えて、「本当にこの方法で正しいのか?」を考える内容だからです。

部活やクラブに楽しくて本気で打ち込んでいる子供が読んでも、意味が分からない本です。

本にも書かれていますが、

「勝てないなら別の方法を考えて、最終的なゴールで勝利を目指す」

ことについて、中学生や高校生では中々理解できないかなと。。。

為末さんの場合は、世界大会でメダルを取るという最終ゴールがあったからこそ

100mは諦めて400mハードルを選択したわけです。

大人が読むと

  • 自分の頑張っていること
  • 自分の子供や、指導している生徒たち

に対して無責任に「頑張れば夢は叶う」と考えていないか?と考えるきっかけになる本です。

何かに燃えている人は、一回引いて考えて、人生という尺度で”自分の勝利”を再考する本になっています。

先生やコーチは「努力すれば何でもできる」と思っている子供たちに、人生を考えさせるきっかけを作ってあげられる本だと思います。

気になった名言(私の感想)

この本にはたくさんの名言が書かれています。

人によってどれを名言と感じるか、人それぞれ違うのを楽しめる本でもあります。

最後に、私が特に心に響いた言葉を3つ紹介します。

憧れの人は自分の延長線上にいるか?

為末さんはカールルイスに憧れていたそうです。

1991年 カール・ルイス世界新記録

でも、自分が頑張った先にカールルイスはいないと、気が付いたそうです。

私も、人生で憧れの人はいました。

憧れの人のようになりたい!!と考えていましたが、自分の頑張った先に、その人がいるかを考えたことはありませんでした。

確かに、同じ人間でもなれるものと、なれないものがあると思います。

それが悪いことではありません。

自分の目指すゴールには色々なアプローチの仕方があっていいのです。

「俺的ランキング」でいいじゃないか

周りからの評価ばかり気にしていませんか?

市大会、県大会、全国大会、世界大会。。。

どこまでいっても、上は続きます。

アイツよりもよくなりたい。

周りからよく見られたい。

と思うのはいつしか呪縛になっています。

それよりも、自分の満足いくところや、心地よいところを探しだして、

自分のランキングで1位を目指す、むしろ自分が1位になれるランキングをつくる。

こういう発想で生きてみるのもいいと書いてありました。

ビジネスではニッチな分野を探すといって、当たり前にされていることを人生でもしてみるのはどうでしょうか?

「やめてもいい」と「やめてはいけない」の間

為末さんはお母さんに「陸上なんていつでもやめてもいい」と言われていたそうです。

でも、やめたくないから続けていたそうです。

  • やめてもいい:続けたいという状態
  • やめてはいけない:義務になっている状態

やめることはいつでも可能だけど、やりたいから続けたい。

この状態のときは、打ち込んでいる競技が楽しい状態だから、好きなだけやればいいそうです。

周りからの評価も気にしない。

自分がやりたいから続けている状態です。

私はブログを続けて1年になろうとしています。

副業を目的としていますが、全く売り上げが立っていません。

読みながら「才能がないと判断したら、別の道を探せ」と自分のことを言われて苦しくなっていました。

最後に、やめたくないなら続けたらいいんだと書かれていて救われた気がしました。

都合のいいように解釈しているのかもしれません。

ただ、自分の想いを発信するブログが好きなんだと、もちろん収益がでれば嬉しいけど、もう少しやりたいから続けようと思いました。

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終わりに(努力の仕方を考えよう)

日本人は小さい頃から

  • 努力は素晴らしいことだ
  • 頑張ればいつか願いは叶う
  • 人より優れなければならない

といった、呪縛を刷り込まれてきました。

頑張って努力した人に称賛の声が浴びせられます。

でも、その1人になれなかった人が、どれだけいるのでしょうか。。。

  • 自分の活躍できる、自分の得意なフィールドを探して勝つ。
  • 最終的なゴールは変えずに方法を変える
  • やりたいから続ける、周りは関係ない

そんな視点で生きてみてはどうでしょうか?

と、肩の力を抜ける1冊です。

それではー

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私は大学生まで一切読書しない人でした。

全く読書をしてこなかった私でも読めたビジネス書籍をまとめています。

プロフィール
しばこー
年齢:29歳(1991年生まれ)
性別:男
ひとこと:youtuberのマナブさんの企画に乗っかりました。やめられない状態になったらダメって新しい考え方ですよね!!

Twitter: https://twitter.com/lifeokmaru
Instagram: https://www.instagram.com/life.okmaru/
ゆるーく勉強や自己研鑽をして自分を高めていくのが目標ですb

記事作成日 2020.07.29

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